株式を発行して投資家から資金を調達し、その代金で事業活動を行う会社です。

設立時は出資者も役員も１名だけということも多く、現状の中小企業の多くは同族会社かとは思いますが、本来は上記の形態の会社です。

有限会社を除き、一番多い法人形態になるかと思います。※有限会社は現在新しく設立はできません。

社会的認知度が高いこと、間接有限責任であることなどがメリットとして考えられます。

通常、会社を作ると言えば、株式会社のことになるでしょう。

合同会社とは、会社法の制定に伴い設けられた新しい会社形態です。

出資者である社員自身が会社を経営し、業務執行を行うもので、出資者である株主によって選任された取締役が会社経営をする株式会社と異なります。

合同会社設立のメリットは、設立費用が安いことです。株式会社と比べ約１４万円程安く設立可能です。

株式会社だけではなく合同会社も一考してみてはいかがでしょうか？

一般社団法人とは、平成２０年１２月１日からの新制度の施行により設立できるようになった新しい法人です。

一般社団法人は、設立の登記をすることによって成立する法人です。 一般社団法人は事業目的に公益性がなくても設立することができます。 収益事業を行うこともできます。

一般社団法人は原則課税のグループと、原則非課税のグループに分かれます。定款の内容や内部組織の規制等、一定の要件を満たすことで「非営利型の一般社団法人」となることができます。 非営利型の一般社団法人は、ＮＰＯ法人等と同様に収益事業以外の収入には課税されません。

ＮＰＯ法人は、特定非営利活動法人のことで、主たる活動については指定された業種に限られます。

メリットとしては、一般的には社会的信用が高いことが考えられます。

設立には都道府県の認証なども必要ですので、設立の難易度は他の法人と比べると高いです。